大規模修繕工事とは、管理組合が主体となり、マンションなどの建物の経年劣化や住人、環境の変化に合わせて実施する計画的な修繕工事のことです。建物の劣化だけではなく、設備の老朽化による不具合を防ぐ対策や時代に合わせた機能の導入なども行う場合があります。
管理組合で集められている修繕積立金を元に修繕計画を立て、大規模な長期の修繕工事を行うものを大規模修繕工事と呼びます。主に外壁補修、屋上防水、鉄部塗装、給水・排水管の取り替えなどの工事を行います。
修繕工事とは、建物の経年劣化や設備の老朽化による不具合を修理したり、取り替えたりする工事をさします。応急処置的な工事ではなく、建物が建てられた頃の状態に戻すことを目標に劣化を修繕する工事です。
改修工事とは、環境の変化や技術の進歩によって、元のマンションの機能・性能が古くなった部分をグレードアップさせる工事となります。居住水準を上げることで、資産としての価値を向上する目的に行われる工事です。
大規模修繕工事で行われる主な工事や調査・作業をご紹介致します。