皆様こんにちは。

早速ですが、アスベストというものをご存じでしょうか？
大規模改修工事を計画するうえで結構問題になるのがこのアスベスト。

大規模改修工事を計画するうえで、この問題をスルーしてしまったために、いざ工事が始まってからこのアスベストの使用が発覚してしまって大変だったという声も多く、今回はこのアスベストについて説明します。

アスベストとは…？？？

石綿（アスベスト）は、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。

アスベストは、その繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であるといわれています。

すなわち、露出して吹きつけアスベストが使用されている場合、劣化等によりその繊維が飛散するおそれがありますが、板状に固めたスレートボードや天井裏・壁の内部にある吹付けアスベストからは、通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられます。

また、研磨機・切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が吸入してしまうおそれがあります。以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹き付ける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止さ れました。

その後も、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では、原則として製造等が禁止されており、労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。 

※アスベストに関する内容はコチラ→https://fukuoka-ast.com/sv06.html

アスベストが使用されている建物って？？？

建築物においては、下記の使用の可能性がございます。

・ 耐火被覆材等として吹き付けアスベスト
・ 屋根材、壁材、天井材等としてアスベストを含んだセメント等を板状に固めたスレートボード

吹き付けアスベストは、戸建て住宅では、通常、使用されていませんが、マンション等では、駐車場などに使用されている可能性があります。比較的規模の大きい鉄骨造の建築物の耐火被覆として使用されている場合がほとんどです。販売業者や管理会社を通じて建築時の工事業者や建築士等に使用の有無を確認できる場合もございます。

使用材料や使用期間は？？？

 
下の図は、過去に販売された塗料の種類とその販売期間や含有率を表した表です。
販売されている時期に竣工した建物は、アスベストを含有する材料を使用している可能性が考えられます。
※注）あくまで可能性です。

アスベストが使用されていた場合どうしたら良い？？？

石綿障害予防規則において、吹き付けられたアスベストが劣化等により粉じんを発散させ、労働者がその粉じんにばく露するおそれがあるときは、除去、封じ込め、囲い込み等の措置を講じなければならないこととされています。

石綿障害予防規則等、関係法令に従って適切に対処してください。

 そして…なんと！

★弊社はアスベストの調査～除去、封じ込め、囲い込み等の措置を行います。

レベル1：発じん性が著しく高い作業

・石綿含有吹付け材の除去作業・封じ込め・囲い込み作業
※厳重なばく露防止対策が必要

レベル2：発じん性が高い作業

・石綿含有保温材・断熱材・耐火被覆材(※1)の除去作業・囲い込み作業
※レベル1に準じて髙いレベルのばく露防止対策が必要

レベル3：発じん性が比較的低い作業

・石綿含有建材(成形板等)の除去作業
※湿式作業(※2)を原則として、発じんレベルに応じた防じんマスク・保護衣・作業衣等の使用

※1：建物の柱や梁等を”建物の倒壊防止”を目的として、耐火性能を持つ材料で覆う事
※2：アスベストの飛散防止を目的とし、噴霧器等で湿潤しながら除去作業を行う事

 まずは調査から！！

アスベストの調査・工事と大規模改修工事の業者を別々の業者に依頼するよりも、調査・工事を一貫してコストダウン(数十万～数百万)して行えるのが私たちアストの強みの一つです！！

大規模改修工事の一環として、まずは調査を検討しては如何でしょうか？

お問い合わせはコチラ→https://fukuoka-ast.com/contact.html

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